北朝鮮のミサイルの種類と、日本の弾道ミサイル防衛(BMD)システムについて調査した

日本本土めがけて北朝鮮のミサイルが発射される

なんて事は無いと信じたいけれども

今現在、どのように日本は弾道ミサイルから国土国民を守っているのか

知っておいて損は無いと思うので調べてみました。

弾道ミサイルとは

・放物線を描いて飛翔するロケットエンジン推進のミサイルである。

・長距離を攻撃する事が可能

・速度が速い

そしてよく聞く中距離弾道ミサイルとか、長距離弾道ミサイルだとかは

以下のように防衛省は区別しているようです

ま、その名の通り射程距離によって名前が変わるんですな

ソース

防衛省・自衛隊:サイト内検索結果

上から3つ目 弾道ミサイル防衛 より

北朝鮮が所持しているミサイルの種類

 

 

① トクサ

射程約120km

北朝鮮が所持している弾道ミサイルで初めて

固体燃料推進方式を採用していると見られている

② スカッド

北朝鮮は現在、スカッドの胴体部分の延長や弾頭重量の軽量化などにより射程を延長したスカッドER(Extended Range)を配備しているとみられている。

スカッドERの射程は1,000kmに達するとみられており

日本の一部がその射程内に入る可能性がある。

③ ノドン

ノドンは、単段式の液体燃料推進方式の弾道ミサイルであると考えられる。

射程は約1,300kmに達するとみられており、日本のほぼ全域がその射程内に入る可能性がある。

命中精度については、この弾道ミサイルがスカッドの技術を基にしているとみられていることから、例えば、特定の施設をピンポイントに攻撃できるような精度の高さではないと考えられるが、北朝鮮が精度の向上を図っているとの指摘もある。

④ テポドン1

テポドン1は、ノドンを1段目、スカッドを2段目に利用した2段式の液体燃料推進方式の弾道ミサイルで、射程は約1,500km以上と考えられる。

北朝鮮は、現在では、さらに長射程のミサイルの開発に力点を移していると考えられ、テポドン1はテポドン2を開発するための過渡的なものであった可能性がある。

ノドンの上にスカッドを乗せたものがテポドンだったのか

知らなかった

⑤ ムスダン

北朝鮮は現在、新型中距離弾道ミサイル(IRBM:Intermediate-Range Ballistic Missile)「ムスダン」の開発を行っている。

スカッドやノドンと同様に発射台付き車両(TEL:Transporter-Erector-Launcher)に搭載され移動して運用される。

また、射程については約2,500~4,000kmに達するとの指摘があり、日本全域に加え、グアムがその射程に入る可能性が指摘されてきた。

北朝鮮東岸の元山(ウォンサン)付近より発射されたムスダンと推定される中距離弾道ミサイルが1,000kmを超えた高度(北朝鮮発表によれば最大頂点高度1,413.6km)に達した上で、約400km飛翔し、日本海上に落下した。この時の発射態様については、高い角度で発射され、通常の軌道に比べて高高度まで打ち上げる一方で、短い距離を飛翔させる、いわゆる「ロフテッド軌道」で発射されたものとみられる。

ロフテット軌道とは

キャッチボールで考えてみると

同じ力で投げるとき

遠くに飛ばしたければ45度くらいで投げるし

近くに落としたいのなら、なるべく角度を上げて投げるよね

⑥ テポドン2

テポドン2は、1段目にノドンの技術を利用したエンジン4基を、2段目に同様のエンジン1基をそれぞれ使用していると推定されるミサイルである。

射程については、2段式のものは約6,000kmとみられ、3段式である派生型については、ミサイルの弾頭重量を約1トン以下と仮定した場合、約1万km以上におよぶ可能性があると考えられる。

⑦ 新型大陸間弾道ミサイル

12年4月及び13年7月に行われた閲兵式(軍事パレード)で登場した新型ミサイル「KN08」は、詳細は不明ながら、大陸間弾道ミサイルとみられている。

また、15年10月の閲兵式(軍事パレード)には、「KN08」とみられる新型ミサイルが、これまでと異なる形状の弾頭部で登場した。この「KN08」の派生型とみられる新型ミサイルについて、米国防省は「KN14」と呼称している旨報じられている。

テポドン2が固定発射台から発射するのに対し、KN08及びKN14はTEL搭載式であるため、発射兆候の事前の把握を困難にし、残存性を高める意図があると考えられる

テポドン2と違って車両から発射されるのか

おっかないな、ってか技術進歩してんなオイ

⑧ 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)

北朝鮮は、SLBM及びSLBMの搭載を企図した新型潜水艦の開発を行っていると指摘されてきたが、15年5月には北朝鮮メディアを通じて写真を公開しつつSLBMの試験発射に成功したと発表した。

さらに、16年4月にも、北朝鮮はSLBMの試験発射に再び成功したと発表した54。仮に北朝鮮が公表した画像及び映像が正しいとすれば、空中にミサイルを射出した後に点火する、いわゆる「コールド・ローンチシステム」の運用に成功している可能性があると考えられる。また、16年4月の発射においては、ミサイルから噴出する炎の形及び煙の色などから、固体燃料が使用された可能性が指摘されている。

北朝鮮のミサイルの射程について

完全に日本はすっぽり収まっています、やばい

ってか本気出したらアメリカも届くのか、嫌だなぁ

この部分のソースはこちら

防衛省・自衛隊|平成28年版防衛白書|1 北朝鮮

日本の弾道ミサイル防衛システムについて

 

んじゃ、このミサイルが日本に向かって発射されたとき

一体どうやって国土国民を守るのかというと

日本は平成16年度から弾道ミサイル防衛(BMD:Ballistic Missile Defense)システムの整備を開始しています。

どんなシステムかというと

わが国の弾道ミサイル防衛は、イージス艦による上層での迎撃とペトリオットPAC-3による下層での迎撃を、自動警戒管制システム(JADGE:Japan Aerospace Defense Ground Environment)により連携させて効果的に行う多層防衛システムです。

弾道ミサイルが発射された後、大気圏外を飛行しているミサイルを

イージス艦がばちっと撃ち落とします

もしミスったら

※ミスらないでほしいけど

地上に配備してあるペトリオットPAC-3がばちっと撃ち落とします

この2段構えが日本のミサイル防衛システムなんですね

ペトリオットPAC-3がミスったら。。。うーん、考えたくない

これもソースはこちら

防衛省・自衛隊|平成28年版防衛白書|3 弾道ミサイル攻撃などへの対応

余談だけど防衛白書面白いからみんなもっと読んだ方がいいよ

弾道ミサイル迎撃決定のフロー

じゃ、迎撃するときはどのような手続きによって

法律によって行われるのか。

以下がフローになります。

恐れがあるとまでは認められない場合でも一応対応はしているという事

なのか?

ソース

防衛省・自衛隊:サイト内検索結果

上から3つ目 弾道ミサイル防衛 より

因みに自衛隊法はこちら

(弾道ミサイル等に対する破壊措置)
第八二条の三 防衛大臣は、弾道ミサイル等(弾道ミサイルその他その落下により人命又は財産に対する重大な被害が生じると認められる物体であつて航空機以外のものをいう。以下同じ。)が我が国に飛来するおそれがあり、その落下による我が国領域における人命又は財産に対する被害を防止するため必要があると認めるときは、内閣総理大臣の承認を得て、自衛隊の部隊に対し、我が国に向けて現に飛来する弾道ミサイル等を我が国領域又は公海(海洋法に関する国際連合条約に規定する排他的経済水域を含む。)の上空において破壊する措置をとるべき旨を命ずることができる。

2 防衛大臣は、前項に規定するおそれがなくなつたと認めるときは、内閣総理大臣の承認を得て、速やかに、同項の命令を解除しなければならない。

3 防衛大臣は、第一項の場合のほか、事態が急変し同項の内閣総理大臣の承認を得るいとまがなく我が国に向けて弾道ミサイル等が飛来する緊急の場合における我が国領域における人命又は財産に対する被害を防止するため、防衛大臣が作成し、内閣総理大臣の承認を受けた緊急対処要領に従い、あらかじめ、自衛隊の部隊に対し、同項の命令をすることができる。この場合において、防衛大臣は、その命令に係る措置をとるべき期間を定めるものとする。

4 前項の緊急対処要領の作成及び内閣総理大臣の承認に関し必要な事項は、政令で定める。

5 内閣総理大臣は、第一項又は第三項の規定による措置がとられたときは、その結果を、速やかに、国会に報告しなければならない。

自衛隊法

もし、日本に向けて弾道ミサイルの攻撃があったら

一応こんなサイトというかガイドラインがあってですね

内閣官房 国民保護ポータルサイト

4 武力攻撃などに応じた避難などの留意点

から抜粋するんですけど

弾道ミサイルによる攻撃の場合

①特徴
●突発的に被害が発生することも考えられます。
●被害は比較的狭い範囲に限定されるのが一般的ですが、攻撃目標となる
施設(原子力事業所などの生活関連等施設など)の種類によっては、被害が
拡大するおそれがあります。
●核・生物・化学兵器や、放射性物質を散布することにより放射能汚染を引き起
こすことを意図した爆弾(ダーティボム)が使用されることも想定されます。
●発射前に着弾地域を特定することが極めて困難であり、短時間での着
弾が予想されます。このため、我が国に影響があり得る弾道ミサイルが
発射されたときは、市町村から原則として特別なサイレン音(P2参照)
を使用した防災行政無線により、発射情報と、領域内に落下する可能性
がある場合はその旨を、関係する地域に対して、緊急に伝達することと
しています。あわせて、テレビ、ラジオや緊急速報メールなども通じてこ
れらの情報を伝達します。
●弾頭の種類(通常弾頭であるのか、核・生物・化学弾頭であるのか)
を着弾前に特定するのが困難であり、弾頭の種類に応じて、被害の様相
や対応が大きく異なります。
②留意点
●攻撃当初は屋内へ避難し、その後、状況に応じ行政機関からの指示に従
い適切に避難しましょう。屋内への避難にあたっては、近隣の堅牢な建
物や地下街などに避難しましょう。

とまぁ、急いで屋内や安全な場所に避難しましょうぐらいしか書いていないからあんまり役に立たない気もするなぁ。。。

あとはあんまり想像したくないんだけど

日本で核爆発が起きた場合の対処についても書いてある。

一度目を通しておくのも良いかもしれない。

 ◎核爆発の場合
閃光や火球が発生した場合には、失明するおそれがあるので見ないで
ください。
とっさに遮蔽物の陰に身を隠しましょう。近隣に建物があればその中
へ避難しましょう。

地下施設やコンクリート建物であればより安全です。
上着を頭から被り、口と鼻をハンカチで覆うなどにより、皮膚の露出をなるべく少なくしながら、爆発地点からなるべく遠く離れましょう。

その際、風下を避けて風向きとなるべく垂直方向に避難しましょう。

屋内では、窓閉め・目張りにより室内を密閉し、

できるだけ窓のない中央の部屋に移動しましょう。
屋内に地下施設があれば地下へ移動しましょう。
屋外から屋内に戻ってきた場合は、汚染物を身体から取り除くため、衣類を脱いでビニール袋や容器に密閉しましょう。

その後、水と石けんで手、顔、体をよく洗いましょう。
安全が確認できるまでは、

汚染された疑いのある水や食物の摂取は避けましょう。
被ばくや汚染のおそれがあるため、行政機関の指示などに従い、医師
の診断を受けましょう。

ああ、読んでいるだけで気が滅入ってきた。