銃剣道について新旧学習指導要領を読み比べてみる

中学生の学習指導要領に新たに柔剣道が追加されました。

とは言いつつも、皆が銃剣道をやらされるのかどうなのか

現行の学習指導要領と新しい学習指導要領を読み比べてみましょう。

現行の学習指導要領での武道に対する記述

現行、武道はどのように取り扱われているのか調べた

学習指導要領の内容を引用

体育分野

F 武道
(1) 次の運動について,技ができる楽しさや喜びを味わい,基本動作や基本となる技ができるようにする。

ア 柔道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,投げたり抑えたりするなどの攻防を展開すること。

イ 剣道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,打ったり受けたりするなどの攻防を展開すること。

ウ 相撲では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,押したり寄ったりするなどの攻防を展開すること。

(2) 武道に積極的に取り組むとともに,相手を尊重し,伝統的な行動の仕方を守ろうとすること,分担した役割を果たそうとすることなどや,禁じ技を用いないなど健康・安全に気を配ることができるようにする。

(3) 武道の特性や成り立ち,伝統的な考え方,技の名称や行い方,関連して高まる体力などを理解し,課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。

柔道、剣道、相撲をやりましょう との記載

因みに第3学年の内容もこの内容がちょっとレベルアップしただけで

柔道、剣道、相撲をやりましょうって部分は変わっていないから割愛

因みに俺が中学の時は柔道をやった記憶がある。

武道の種類について

カ 「F武道」の(1)の運動については,アからウまでの中から一を選択して履修できるようにすること。なお,地域や学校の実態に応じて,なぎなたなどのその他の武道についても履修させることができること。また,武道場などの確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うとともに,学習段階や個人差を踏まえ,段階的な指導を行うなど安全の確保に十分留意すること。

アからウって事は、中学校としては

柔道、剣道、相撲の内一つは履修できるようにしなければいけませんよ

って事か

ただ、地域や学校の実態に応じてなぎなた等の他の武道も履修させる事が出来ると

なぎなたが盛んな地域(があるのかはわからないけど、ゴメン)の中学校が

折角だからなぎなたを習わせたい!

ってのは特に禁止されてはいません って事かな

等の他の武道って何だろね?

因みに日本武道協議会に加盟している団体は以下の9団体

(公財)全日本柔道連盟

(一財)全日本剣道連盟
(公財)全日本弓道連盟

(公財)日本相撲連盟
(公財)全日本空手道連盟

(公財)合気会
(一財)少林寺拳法連盟

(公財)全日本なぎなた連盟
(公社)全日本銃剣道連盟

日本武道協議会|武道の振興・普及|日本武道館

ソースは文科省の学習指導要領より

第2章 各教科 第7節 保健体育:文部科学省

新しい学習指導要領の武道に関する記述

 

さあ、これから武道はどうなるのか

追加された柔剣道はどのような扱いなのか

必修でやらされるのかどうなのか

新しい学習指導要領を読んでみよう

体育分野

F 武道
(1) 次の運動について,技ができる楽しさや喜びを味わい,武道の特性や成り立ち,伝統的な考え方,技の名称や行い方,関連して高まる体力などを理解し,基本動作や基本となる技を用いて簡易な攻防を展開する事。

ア 柔道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,投げたり抑えたりするなどの簡易な攻防を展開すること。

イ 剣道では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,打ったり受けたりするなどの簡易な攻防を展開すること。

ウ 相撲では,相手の動きに応じた基本動作から,基本となる技を用いて,押したり寄ったりするなどの簡易な攻防を展開すること。

(2) 攻防などの自己の課題を発見し、合理的な解決に向けて運動の取り組みを工夫すると共に、自己の考えた事を他社に伝える事

(3) 武道に積極的に取り組むとともに,相手を尊重し,伝統的な行動の仕方を守ろうとすること,分担した役割を果たそうとすること,一人一人の違いに応じた課題や挑戦を認めようとすることなどや、禁じ技を用いないなど健康・安全に気を配ることができるようにする。

青文字部分が追加された項目

そんなに変わっていないんじゃないのかな?

攻防→簡易な攻防はちょっと面白い

とりあえず、柔道、剣道、相撲をやりましょうって事か

新学習指導要領の武道の種類について

カ 「F武道」については柔道、剣道、相撲、空手道、なぎなた、弓道、合気道、少林寺拳法、柔剣道等を通して、我が国固有の伝統と文化により一層触れる事が出来る様にする事。また、(1)の運動については,アからウまでの中から一を選択して履修できるようにすること。なお,地域や学校の実態に応じて,空手道、なぎなた、弓道、合気道、少林寺拳法、柔剣道などについても履修させることができること。また,武道場などの確保が難しい場合は指導方法を工夫して行うとともに,学習段階や個人差を踏まえ,段階的な指導を行うなど安全の確保に十分留意すること。

例によって青文字部分が追加された箇所

前半にガラッと追加されているけど

体育としてやる武道としては

アからウまでの中から一つを選択して~という事から

学校側は柔道、剣道、相撲の内一つを履修できるようにする必要があるって事か

んでもって、地域や学校の実態に応じて履修できる武道の種類がより

具体的になったという事ですな。

で、追加された武道は日本武道協議会に加盟している団体の物なのかな?

居合道とか骨法とかが無いし

※無いのは別の理由かもしれない

ソースはこちら

官報

○中学校学習指導要領の全部を改正する件(同六四) ……… 114

をクリックすると新しい学習指導要領が読める

そのうち122pと132pが今回の記事で取り上げた内容

銃剣道は必修になるのか

新旧学習指導要領を読み比べてわかるように

学校側は柔道、剣道、相撲のどれか一つを履修出来る様にする必要がある

この部分は全く変わっていない

ただ、やりたいならほかの武道もやっていいよ

って項目が

なぎなた等

から

空手道、なぎなた、弓道、合気道、少林寺拳法、柔剣道など

と具体的な記述になっている。

だから

学校が履修できるようにする必要がある物が柔道、剣道、相撲のどれかなのは変わらず

それに追加でやりたきゃやってもいいよ

って感じなのかな。

銃剣道が盛んな地域や、体育の先生が銃剣好きだったらやる事もあるかもね

表にしたものがこちら

という事で

今とガラッと内容が変わるというわけでは無さそうです。

ま、木銃買ったり防具買う必要があるからなあ

俺は柔剣道やりたいけど

わざわざ明記する必要あんの?どうせ誰もやらないだろ

とは思う。

ただ、今まで日本武道協議会に加盟している団体の競技中で

なぜかなぎなたのみが明記されていたのを

全9団体全ての競技を明記するようにした

だから公平になった!

っていう言い方もそれはそれでアリだと思う

それよりももっとやる事あるだろう!!って指摘は

それはそれでごもっともだとも思う(笑)

では、また何かわかりましたら追記します。