シリアが所持していた化学兵器の種類と量について

そもそもシリアが持っていた全ての化学兵器は除去されて破壊されていたはずなんですけどね。

まだどこかに隠し持っていたのかな。

過去、シリアが化学兵器を全て廃棄させられた経緯と

その際に明らかになった化学兵器の種類と量について調べました。

そもそもシリアが持っていた化学兵器は全て破壊されていた

シリアは2013年10月に化学兵器禁止条約締結国とOPCW加盟国になった。

シリア政府と協力して、化学兵器禁止機関と国連の共同ミッションの結果、シリアによって宣言されたすべての化学兵器が除去され、シリアの領土外で破壊されている。

まぁそもそも条約を締結した原因が

2013年にシリアの反体制派or政府軍が相手に向かって化学兵器を使用したからなんだけれども

※どちらも相手が使ったと言っている。

この事件がきっかけでシリアに軍事的制裁をやるか?という声が高まったものの

※今回と同じように子供が沢山無くなってしまった。。。。

アメリカの「シリアが化学兵器を全量、直ちに断念すれば軍事攻撃を避けられる可能性がある。」

という発言にロシアが反応し

「化学兵器保管場所を国際管理下に置くだけでなく、廃棄もしよう」

とシリアにロシアが伝えた

※多分シリアに攻撃されるのは勘弁してほしかったのだろう 

するとシリアがこの条件を呑んだので

アメリカとロシアで「シリアの化学兵器の廃棄問題に関する枠組み」に同意

シリアの全ての核兵器を2014年6月までに廃棄する事を目指した。

といった経緯でシリアの持っていた化学兵器は全て除去され、シリアの領土外で破壊されていたという事ですな。

長くなったけど、シリアの持っていた化学兵器は一旦全部破壊されてた

って事は覚えておいてください

なのにどうして今回また。。。。?

ソース

UPDATED Media Brief: Reported Use of Chemical Weapons, Southern Idlib, Syria, 4 April 2017

シリアが持っていた化学兵器の種類と量とは

2013年10月の情報だから最新では無いんだけれども

化学兵器禁止機関(OPCW)は

化学兵器関連施設がシリア国内23か所に41施設あって

・マスタードガス

・サリン

・VXガス等

が1290トン貯蔵されていたと明らかにした

これは実は化学兵器禁止機関(OPCW)のHPからは見つけられなくて

以下の本より抜粋

 

というか厳密に言うと、化学兵器禁止機関(OPCW)のHPには詳しく記載され過ぎていて

全体感が非常につかみにくかったので資料としては採用しなかった。

シリアの持っていた化学兵器はどのように処理されたか

 

化学物質はコンテナとドラム缶に詰められて

厳重に梱包された後で輸送コンテナに詰め込んだ

そのコンテナをデンマーク、ノルウェーの貨物船がフィンランド、アメリカ、イギリス等に化学物質を持っていき、各国で処理をされたと。

因みに化学物質を積んだ貨物船は

デンマーク、ノルウェー、イギリスなどの海軍がしっかり護っていたのでご安心を

危険な化学物質の大部分は

米国国防総省によって、数千トンの化学兵器を加水分解するための技術に基づいて作られた、フィールド配備可能加水分解システム (FDHS)を用いて分解された

FDHSは水、水酸化ナトリウム(NaOH)、次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)および熱を使用して99.9%の有効性で化学物質を加水分解するらしい。

※ここら辺は良く分からん、とりあえず安全に分解したって事らしい

詳しい原理までは載っていなかったので、興味がある方はググってみてくれい

Frequently Asked Questions

サリンとVXガスの特徴

 については以前書いた記事を参照くださいませ

マスタードガスの特徴

マスタードガスはびらん剤の一種である。

びらん剤とは皮膚に発赤や水泡を引き起こす化学物質で

びらん剤の中ではマスタードガスが一番有名、最も多く生産され、使われてきた

因みにガスと言いつつ無色の液体であって

ニンニク臭を有するとか

※因みに嗅いだことはない、当たり前だが

症状

マスタードガスの暴露を受けると

主に眼、皮膚、呼吸器が侵される

視覚障害を起こしたり

皮膚には大きな水泡が出来て、容易に出血してしまったり

吸入した場合には気管支肺炎を起こしてしまったり。

とまあざっくりとした説明だけども

もっと詳しく生物兵器、化学兵器について知りたい方は

是非

 

こちらをご覧ください。

サリン、VXガス、マスタードガスなど

シリアが所持していた化学兵器の威力や対処方法等が詳しく記載されております。

それでは