国境に壁を建設する為、メキシコからの輸入品に関税20%は可能か調べた

メキシコ国境に壁を建設する大統領令に署名をしたトランプ大統領

建設費用はざっくりと1兆7000億円と見積もられている

これはアメリカの国道を管理する予算の約30%

っていう尋常じゃない金額なのだ

この費用をメキシコに出させる と言い放っていたが

当然メキシコがそんな物に金を出すわけもなく。

次に出てきたのが メキシコからの輸入品に関税20%をかけるぜ

って言う案

そんな事可能なのかよ?

って事で調べてみたぞ

そもそも関税を払うのは?

そもそも、関税を払うのは輸入側なのである

と言う事は

20%アップした分を負担するのは、周り回ってアメリカ国民だという事になるのだ

恐らく企業は20%分の関税を価格に上乗せしてくるだろうから。。。

こんな感じになっちゃうんじゃないかなぁ って事

一応トランプ大統領周辺は

関税アップで物価がアップ

だから賃金もアップ

だから景気も良くなる

なんて事を言っているんだけど

まず最初の20%値上げに耐えられる体力が無い人は??って意見もある

NAFTAの改定をしなければならない

NAFTA=北米自由貿易協定

アメリカ、メキシコ、カナダ間で結んでいる協定

1994年に発効されて、2008年までに3か国の間ではすべての物品の関税が撤廃されている。

メキシコから輸入する物に20%の関税をかけるのならば

このNAFTAの改定は絶対に必要なのだ

因みにメキシコはNAFTA脱退も示唆していて

かなり交渉は難航すると思われる。

そしてトランプ大統領もNAFTA脱退を示唆している

(6か月前に通知すれば脱退する事もできる)

アメリカが言い出しっぺのNAFTAをまたアメリカ主導で終わらせるって事に・・・

メキシコに20%の関税を課すのはWTO協定違反の恐れ

 

アメリカももちろん加盟しているWTO(世界貿易機構)によると

関税には関税率の上限「協定税率(譲許税率とも言う)」がある。

アメリカの協定税率は3.5%だから、いきなりメキシコからの輸入にだけ20%の関税を課すのはどう考えてもWTOに怒られるっぽい。

しかも、WTOの協定には

「最恵国待遇原則」ってのもあって、特定の国だけ関税をめっちゃ上げるってのは

WTO協定にバッチリ違反している。

だからメキシコから来る物にだけ関税を20%課するってのはかなり厳しい

大統領令で全部やってしまおう

詳しくはこちら

アメリカ大統領令と普通の法案の違いについて調べた

関税率を改定するには議会の承認が必要

NAFTAだって脱退なり改正するには議会の承認が必要かもしれない。

ここら辺を全部大統領令で片づける事。。。。可能は可能だけど

余りにも議会、国民をないがしろにすると

次の中間選挙でトランプが所属している共和党が

一気に過半数から少数派へ転落する可能性がある。

あんまり大統領令を連発するのも考え物である。

メキシコ関税20%問題のまとめ

1 関税を払うのは実際はアメリカ国民である

2 関税率を変えるにはNAFTAを改正、脱退する必要がある

3 メキシコにだけ20%の関税を課すのはWTO協定違反の恐れがある

と言う事で、実現はかなり厳しいと予想される。

果たして、メキシコとの国境へ建設する壁の費用は誰が負担するのか。。。。??

参考文献

外務省ホームページ(日本語):トップページ

関税のしくみ : 税関 Japan Customs

「関税で壁建設」の落とし穴 支払うのはメキシコでなく米国民 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)