本当に日本人はすでに先進国イチの怠け者なのか調べた件

この記事をご存知でしょうか

日本人はすでに先進国イチの怠け者で、おまけに労働生産性も最低な件(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

要は

日本人の労働時間は最近どんどん短くなってきている

ちょっと待ってほしい、今の豊かさを築いたのは、昔の

「バリバリ残業しまくった企業戦士」なんだ

仕事に没頭しなくていいの?若いうちに仕事に没頭するのは悪くないよ?

今の若者は楽ばかり求めている

「もっと昔のように汗を出せ、知恵を出せ、もっと働けと言うしかない。それに尽きます」

っていうどう考えても荒れそうな内容なんだ。ってか荒れてる、やっぱり。

んで、この記事がソースにしているのが

データブック国際労働比較2016|労働政策研究・研修機構(JILPT)

このサイトなんだけど

俺もココのサイトを見て、本当に「日本人は先進国イチの怠け者」なのか調べてみた

是非読んでほしい。

週労働時間(製造業)では確かに真ん中位の順位である

これを見ると確かに2014年は

ちょうど真ん中位に日本は位置している。

因みに元データは

総務省(2015.1)「労働力調査」, 厚生労働省(2015.2)「平成26年毎月勤労統計調査」

の二種類あって、記事はあえてなのか、労働時間が短い方の

厚生労働省(2015.2)「平成26年毎月勤労統計調査」を使っていたから

俺は総務省(2015.1)「労働力調査」 を使用した

※統計の取り方が違うからどちらが正しいとは一概には言い切れない

グラフにするとこんな感じ

と言う事で、グラフを観ればわかるように

別に日本が先進国イチの怠け者とはこのデータからだと一概には言い切れない

だって労働時間だけで考えると、どう考えてもカナダ、フランス、オーストラリア

の方が怠け者だからね。

後は

3. 就業構造|データブック国際労働比較2016|労働政策研究・研修機構(JILPT)

ココの3-1 就業者の産業別構成比 (PDF:838KB)

の中に書いてあるんだけど

経済の発展段階によって産業別の就業者構造の違いを観察することができる。いわゆる 先進国とよばれる国々は, 産業構造の重心を農林水産業から製造業, 製造業からサービス 業に移し, それに伴い, 就業構造を変化させながら経済発展してきた。実際, 日本, 欧州, 北米, オセアニア諸国の傾向をデータでみると、いわゆる第3次産業である「電気, ガス, 水道」「運輸, 倉庫, 通信」「卸売・小売」「宿泊, 飲食」「金融, 保険」「不動産業, 事業活 動」「その他」部門の割合が約7~8割に及んでいる。一方で, タイ, フィリピンなどは第1 次産業である「農林, 漁業」の割合が3~4割程度となっている。

日本の様な先進国では製造業よりも第三次産業の占める割合の方が多いので

わざわざ製造業だけで日本の生産性が低い や 日本は怠け者 と言い切ってしまうのはとても危険なんじゃないかな と思う。

長時間労働者の割合は日本はワースト3位です

 

同じ資料の中に

「長時間労働者の割合」って資料もあるんだけど

※ここでの長時間労働者は全産業、全労働者の中で、週49時間以上を指す

6. 労働時間・労働時間制度|データブック国際労働比較2016|労働政策研究・研修機構(JILPT)

第6-3表 長時間労働者の割合 (PDF:658KB) を参照

その資料を見ると、日本の長時間労働者の割合は

2014年でワースト3位なわけなんですよ。

表にするとこんな感じなんだな

んでもってグラフにするとこんな感じ

どうだろう、これでも日本人は先進国イチの怠け者なのだろうか。

確かに労働生産性については一概に時間では言い切れないから

低い可能性もある。

というか労働時間のわりに成果が・・・・って思う時もある。

だけど、記事に書かれていたように日本人が先進国イチの怠け者と断言して

もっと働けや!と煽るような記事はちょっと違うんじゃないかと思うんだな。

一人当たり年間平均実労働時間では4位

じゃあ、一人当たり日本人の労働者はどれくらい年間働いているの?

ってデータもここにあった

6. 労働時間・労働時間制度|データブック国際労働比較2016|労働政策研究・研修機構(JILPT)

第6-1表 一人当たり平均年間総実労働時間 (PDF:697KB) を参照

ここを見ると、日本人は平均実労働時間で4位なんだな

 

興味深い数字がある。『データブック国際労働比較2016』を見ると、’14年の週労働時間(製造業)で日本人はG7(先進7ヵ国)の中で労働時間がかなり短いほうなのだ。

確かにそうかもしれない。

だけどそれ以外では、そんなに日本の労働時間は短く無いよ

って事を言いたい。

もっともっと短い時間で効率よく成果が出せるように努力するべきであって

長時間労働や残業をすれば良いってもんじゃないって事を言いたい、俺は

それではこの辺で。